【筋トレ】始める前に用意する者は?モチベーションを維持する方法は
さて、筋トレを始めよう。理由は何でも良い。とにかくすぐに筋肉が必要だ。自分を限界まで追い込んで次の日に寝込んでしまうくらいトレーニングをしよう。
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ちょっと待ってください。筋トレを始めるその意気込みは十分に伝わりますが、それはあまりに効率が悪いやり方です。それだと次の日に、本当に動けなくなって継続せずに終わります。まるで地球に衝突する前に燃え尽きる隕石の様に・・・
人間、何事も実行するまでが大変です。ですがあなたはその一番難しい部分をクリアしています。やる気になっているんです。この火を絶やさずに、是非夢見た筋肉ボディを手にしてください。
やる気が消滅する前にこのブログを見て正解です。
このブログを読んで効率のいい筋トレ方法を学びましょう。
筋肉が付くメカニズム
筋肉は過度な運動を行うと繊維が切れてズタズタになります。勿論それを修復していく訳ですが、脳はまたこの負荷が来てもいいように少し丈夫に修復していきます。これを一般的には超回復といいます。
なんか、かっこいいですね。
ですがそれは漫画のように瞬時に回復する訳ではありません。度合いにもよりますが時間が結構かかります。
そして先程も述べたように筋トレ後の筋肉はズタズタですから、炎症に似たような状態にあり痛みを訴えます。これが所謂、筋肉痛なのです。
筋肉痛は避けては通れない?
では筋トレ後に筋肉痛にならないと筋肉は増えないのかというとそうでもありません。筋肉痛にならなくとも筋肉に負荷を与えていれば、その負荷を脳が感じ、筋量を維持しようと修復を始めます。
仮に、この筋トレを全く行わないとしましょう。
すると、脳は「あ、使わないならこの筋肉無駄じゃん?」とせっかくの筋肉を分解して糖に変えてしまいます。糖に変わった筋肉はエネルギーとして消費されてしまいもう帰って来ることはありません・・・
勿体ないと思いませんか?
なので、ハードでなくてもトレーニングを行うのは筋肉維持のために必要不可欠なのです。
いつ行うのがベスト?
筋トレのタイミングですが、結論から言うといつでも良いです。行う事に意味がありますからね。
それに、仕事をしている人や部活動をしている人により行いやすい時間が違いますよね。
出来る時に気軽に楽しく行う事がベストです。ベストに更なるベストを上乗せしたいと思う方は下記似て方法を紹介していきますので参考にしてください。
筋肉を大きくしたい!
って人は食事後、二時間後くらいに行いましょう。出来れば筋トレ後は休むことに専念できる夕方辺りが良いですね。
理由は簡単。
筋トレ時にはかなりのエネルギーを使います。そのエネルギー無くしてはハードなトレーニングは出来ません。ハードなトレーニング無くしては更なる筋力は得られません。そういうことです。トレーニング後の栄養補給も忘れないようにしましょう。
エネルギーの消費が普段よりも多いので、食事の量と回数を増やすのもおすすめです。
筋肉を維持して脂肪を落としたい!
って人は朝一番に行う事をおすすめします。特に男性の場合、男性ホルモンが高くなる朝一では筋トレに良い様々な条件が揃うのです。
朝目覚める時には脳内からアドレナリンが分泌されます。このアドレナリンは筋トレ時に今持っている力以上のパフォーマンスを期待させてくれます。要はめちゃくちゃ頑張れます。減量中はどうしても力が出ない事がありますからこれはかなり有難いですね。
それに朝一番は筋肉の中にある筋グリコーゲンという糖が枯渇している状態でもあります。これは筋肉自体のエネルギーなのですが、これが無い状態で筋トレを行うと体は皮下脂肪からエネルギーを作ろうとします。つまり、なかなか消費しにくい部分を効率的に消費できるという事ですね。
ボディビルダーの方々の筋肉が素晴らしいのは、偏に筋肉がいっぱいってだけではありません。大会前に、それはそれはハードな減量をして皮下脂肪を薄くしより筋肉を目立たせているのです。前述した方法を用いて減量する方もいます。
(勿論みなさんはボディビルダーではありませんので、ほどほどに減量しましょう)
休息は一日以上
これは絶対という訳ではありませんが、筋トレ後の休息は一日挟んだ方が良いです。というのも筋肉の修復(超回復)は完全に回復するまでに24~48時間と言われています。治りきる前に筋トレを行うと回復しきれずに再び筋肉がズタズタになってしまい、いつまでたっても筋肉は増えてくれません。
なので特に激しい筋トレの後はしっかりとした休息が必要になってくるんです。
ただ休むだけではなく、筋肉の素となる栄養を補給する事で修復を助けるだけでなく次の筋トレに必要なエネルギーも摂取できるのでおすすめです。
ハード過ぎない筋トレも必要
休むことが必要と言いましたが、やはり怠け者の様にだらだらする。これも適した休み方とは言えません。
身体を動かさずに寝ているだけだと、脳が筋肉を要らないものとして認識し、分解を始めます。 いくら筋肉質な身体を夢見て筋トレしても、これだといつまでたっても理想には近づけません。
休息の日にも適度な運動を取り入れる事で、脳に今の筋肉が必要であると認識させましょう。
適度、というのは人により違います。
汗が滲むくらい、もしくは「ああ、運動したな」と思えるくらい、と考えてください。
最後に
今回の記事は今の筋トレに対するモチベーションを下げない筋トレの考え方について紹介していきました。
トレーニングメニューなどは別の記事にて紹介していきますのでお楽しみに!
では、また。